あったけぇ
ぬくぬくしているうちに、うとうとと眠りに誘われてしまう危険なアイテム、こたつ。
そんな魅力アイテムを、キャンプに取り入れている人が急増中です。
今回は、そんなこたつを使ったキャンプスタイルと、簡単にこたつを導入できる方法を伝授しちゃいます!!
キャンプ場でこたつを使う魅力
寒い冬のキャンプを楽しむ上で必要なことのひとつが、「暖房器具」を使っていかに快適にすごすか?ではないでしょうか?
冬キャンプと言えば、薪ストーブや石油ストーブを想像する人が多いかと思いますが、そういった思考の先にあるのが
「こたつ使えるんじゃね?」
なんだと思います。
ですので、この記事にたどり着いた人は「先取り上手」とも言えるかもしれませんw
キャンプスタイルにもトレンドはあって、最近ではお座敷スタイルが流行しているようです。
このお座敷スタイルにぴったりハマるのが、この「こたつキャンプ」。
設営が終わったら、地面に座ってゆっくり過ごしのもよし、そのままごろっとできちゃうのもお座敷スタイルのいいところですよね。
ましてや、それがこたつであればぬくぬくできちゃうので、そのままうたた寝だってできちゃうんです。
それでは今回は、キャンプにこたつを導入するために必要な知識について見ていきましょう。
やむをえず持ち込む際には自己責任のもと、換気には十分留意して使用しましょう。
こたつ導入に必要な知識
こたつの熱源はどうするか?
こたつと言えば、
スイッチONで暖かくなる便利アイテム!!
と思うかもしれません。
しかし、ここは屋外・キャンプ場。
自宅と違ってそんなに快適とは言えません。
では、どういった手段でこたつをぬくぬく快適にできるでしょうか?
ざっくりと下の3つに分けられます。
- そうは言っても電源を確保するのが一番楽!
- 湯たんぽを使って安全に!
- 危険と隣り合わせ?ストーブと併用
ひとつひとつ導入方法を見ていきましょう。
1.そうは言っても電源を確保するのが一番楽!
電気を使える「電源サイト」を用意しているキャンプ場もたくさんあります。
快適さを求めるキャンパーさんが多いってことですよね。
電源サイトにお金をかけているのだから、こたつに使わない手はないです!!
別記事で電源サイトを利用する上で必要な知識をまとめています。
あわせて確認してみてください。
電源は基本的にはキャンプ場に利用料金を払って「借りる」形になるのですが、イレギュラーな電源確保方法もあるのをご存知ですか?
ポータブル電源を用意する
ポータブル電源というと、携帯やスマホを充電するあれを想像する人も多いのでは?
簡単に言ってしまえば、あれのでっかいやつ
電気の容量がいつも使っているポータブル電源とは比べ物にならないほど大きく、家で使っているような100Vも利用できるのが特徴です。
スマホの充電だけでなく、ちょっとした家電製品であれば利用できます!!
他にも多くのメーカーからたくさんのポータブル電源が出ていますので、アマゾンや楽天のサイトを見ていると正直目移りしてしまいますよね。
キャンプでこたつを使う上で押さえるべき「ポータブル電源」の条件を簡単にまとめると
- 容量が大きいものを選ぶ
容量が小さいと、あまり長く利用できなかったり、最悪使えないことも。
簡単なので、きちんと計算してから購入するようにしましょう。
ポータブル電源を選ぶ上で必要な知識については、別の記事でまとめますね。
PHEVって選択肢も
PHEVってわかりますか?
プラグインハイブリッド。
要はエンジン付の電気自動車。
走行に必要な電気を貯めておく専用のバッテリーがついているので、そのバッテリーから電気を借用できるんです!
ただし、バッテリーにも限界はありますので、きちんと容量を確認して利用する必要がありますし、バッテリーの残量が少なくなってきたときにエンジンが始動してうるさくなるのも考えものですよね。
2.湯たんぽを使って安全に!
ある意味で一番安全な方法かもしれません。
ただ、湯たんぽのお湯も時間が経つと冷めてしまうもの。
定期的にお湯を交換または直接火にかけて温め直す必要があります。
直接火にかけることができるタイプのおすすめはこちら!
3.危険と隣り合わせ?ストーブとの併用
冬のアウトドアの寒さ対策と言えばストーブをあげるキャンパーがたくさんいます。
そのストーブを利用してこたつも温めてしまおうってアイテムです。
こたつストーブってご存知ですか?
暖かい空気の流れがないと難しいのでファンヒーターとの相性がばっちり。
ただし、燃焼後物質がたくさん流れてくるので酸欠には十分注意が必要です。
こたつをどこに設置するか
部屋の中でこたつを使うなら、ほとんどの人は「リビング」と答えると思います。
こたつ=団らんの場所っていうイメージがあるからですね。
では、アウトドアではどこに設置したらいいでしょうか?
テントの中に設置
テントの大きさにある程度の余裕がある場合に限りますが、テントの中に設置すると一番暖かくなっていいですね。
テントの中であれば、風も遮ることができるのでとにかく暖かい!
他の暖房器具と合わせれば、より快適に過ごすことができます。
ただし、テントの中に設置するとき、デメリットがいくつか出てきます。
1.狭くなる
テントの中に設置するとなると、寝る場所との競合が出てきます。
こたつに身体を潜らせながら寝てしまうっていう手もありますが、タダでなくても寝相の悪いこどもたちと一緒となると、あまり現実的とは言えなくなってしまう可能性が・・・
就寝時に動かさなくていいっていうのはメリットなんですがね・・・
2.もう動きたくなくなる
一番大きなデメリットはこれ以上ないかもしれません。
家のリビングでもこたつがあると、そこにテレビがあったらトイレ以外に出ない自信あります!!
きっとあなたも同感なのでは??
テントの中にこたつを設置、そこから動かなくなってしまったら、アウトドアを楽しみに来た理由がよくわかんなくなっちゃいます。
(それでもいいかなぁなんて思う人は多いかもしれませんがw)
タープの下に設置
これが一番しっくりくる方法かもしれません。
実際にキャンプに来て、一番過ごすことが多いのはタープの下なんじゃないでしょうか?
テントの中と違って「外!」を感じることができるのでこたつキャンプしてるぜ!って感覚にはなれるかと思いますが、そこはやっぱりアウトドア。
布団が汚れるのは覚悟したほうがいいですね。
できるだけ汚れないように!って考えるなら、「お座敷スタイル」をタープ下にレイアウトしてみるのはいかが?
大き目で汚れてもいいレジャーシートの上に、お気に入りのラグを敷いて、その上にこたつを設置。
これだけでちょっとオリジナリティあふれたレイアウトの完成です。
巻き巻きしてしまうことができるので、ちょっとした場所にポンって入れておくことができる形は使い勝手抜群です!!
(たたむのが面倒くさいわけじゃぁない)
注意すべきは、タープ下はテントと違って地面です。
急な雨風の際には人生最速の撤収が必要でしょうし、就寝時には片付けてしまっておく必要もあります。
そういったことを考えると、スクリーンタープの中に設置するのが一番ですね。
トンネルテントのトンネル部分でもOK。
なんにせよ、電源を使ってこたつを楽しむ際、テントの中以外での設置の時は雨や露による漏電には注意が必要です。
地面に直接コンセントを置くのではなく、何かしらの入れ物に入れるなど工夫をして火災防止に努めてくださいね。
まとめ
こたつキャンプをする上で押さえておくべき点をまとめてみました。
こたつと言えばスイッチひとつで暖かくなる「怠けもの生産機」のような悪魔的存在ですが、電気がないアウトドアでも工夫次第でこたつを楽しむことはできます!
お座敷キャンプが流行っている今だからこそ、スムーズに入り込むことのできるこたつワールド。
アウトドアこたつにハマるにはもってこいの季節ですよ!!
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