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ファミリーキャンプの雨対策、みんなはどうしてる?~設営から撤収までのノウハウ~

ノウハウ
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9月も終わるというのに台風が来るなんて、異常気象にはまいったものです。

こんにちは、そらです。

今回のテーマは「雨」です。

キャンプ場を事前に予約して楽しみにしていたのに、あいにくの雨予報。
山の天気は変わりやすいと言われていますが、山だけではなく平地であっても先の天候はつかみにくいもの。キャンプ当日が雨予報になることだってしばしば。

そんなときに、雨の対策をしっかりすることで、せっかくのキャンプですから楽しくすごしたいですよね。

雨が降る前にやっておきたい工夫や、濡れてしまった後にやるべきアフターケアまで、上手に雨と付き合うキャンプノウハウをご紹介します。

 

キャンプ予定日に雨予報!?

「いついつにキャンプしようね!」と、家族で決めて、予約をして、せっかく楽しみにしていたのに、予定日が近づいてきたら天気予報では雨予報になっている・・・

だからといって、せっかくの予定、キャンプにはどうしても行きたい

そういうことって、やっぱり多々あるんですよね、自然を相手にしていますから。
私も、初めてのキャンプの際は、途中で雨に降られてしまいました。

そんな時にでも安全にキャンプを楽しむために、雨予報のときに注意すべき点を、「雨が降る前」「降ってしまったとき」「撤収」までの雨対策方法をまとめたいと思います。

雨が降りやすい時期を把握しよう

雨が降りやすい時期・・・

そう聞かれると、「ん~、梅雨のころ?」といったように、だいたいの人は6月ぐらいを想像するかと思います。

私も、「まぁ梅雨の季節か台風の季節か」なんて考えていたのですが、データを拾うためにインターネットを検索していたら面白いサイトを見つけました。

《天気出現率》30年間の気象データを基にした天気統計

過去30年間のお天気データを集計、その日の天気がどのくらいの確率で現れるのかを統計的にまとめたものです。
気象庁および各地域の気象台のデータをもとに作られているので、キャンプの目的地に合わせて検索してみると面白いかもしれません。

 

例えば、那須高原に10月キャンプに行こうかなと計画立てているならば、那須高原に一番近い場所として「日光」あたりを検索。
どうやら、10月初旬は雨だったことが50%超えているようです。

あくまでも統計ですからその通りになるわけではありませんが、参考程度に先日程の過去統計を知っておくことは、キャンプ日程を考え直すきっかけだったり、雨対策を事前に計るために有用なのではないでしょうか?

雨が降る前に注意すべき設営ノウハウ

1.水はけのよいサイトを選ぼう

行こうとしているキャンプ場、サイトの様子はどういう感じなのか事前に調べていますか?

林間サイトや農場を利用したサイトであると土サイトである可能性が大です。

また、キャンプ場の公式HPや、訪問記をまとめているようなHPで、サイトの様子がまとめられていることもあります。

 

土サイトの場合、水はけが悪い場所が多く、ぬかるんでしまうことが多いです。
サイトを選ぶ際には、水はけが比較的よい芝生サイトや砂利サイトを選ぶとよいでしょう。

上の写真は、静岡県西伊豆にある「雲見オートキャンプ場」のサイトです。
スコーリアという火山礫が敷き詰められているので、水はけは最高にいい場所です。

2.水の通り道を避けよう

ゴルフの芝目を読む!じゃないですけど、一見平らに見えるサイトも、ところどころで窪地や低地が存在します。

雨水の通り道になっていたり、雨水がたまりやすくなっているスポットですので、こういう場所に設置をしてしまうと大変なことになってしまします。

芝生であれば、芝が浮いているようなところは水たまりであった可能性が大です。
設置には向かない場所ですので注意しましょう。

水たまりの跡のようなものがあればそこは避けてテントを設置することで、雨が降った後も快適に過ごすことができます。

ちなみに私が盲点だったのが、テントはいい場所に設置したのですが、テントに併設したスクリーンタープの中に雨水の通り道ができてしまったことがあります。

荷物の床置きができなくなってしまったので非常に困った思い出がありますので、テントだけでなく、雨の中過ごすことが多いスクリーンタープについても同様に考えなくてはいけませんね。

近くに雨水を通す水路が設置されている場合、その水路まで雨水はどこを通るのかを考えて、少しでも高い場所に設置をするように心がけましょう。

3.ペグ抜け対策を事前にしておこう

サイトの地質にもよりますが、特に土サイトの場合は、雨によって地盤が緩んでしまって、ペグが抜けやすくなってしまいます。

対策としては、より深く打つことのできるペグを使うこと。

ペグの形状が楕円形なので刺した後に回ってしまうことを防ぎます。
この商品は長さ28cmですが、もっと長い商品もあります。
使い勝手で選ぶといいですね。(長すぎても、抜くのが大変)

 

そして、ガイロープを伝って落ちて来る雨水の流れ方を変えるのも効果大です。

もちろんのことではありますが、ペグはしっかり打ってくださいね。
上の図面のように中途半端は、すぐに抜けてしまって倒壊の危険性がありますよw

雨が降ったら注意すべき設置ノウハウ

1.テント・タープに雨が流れる道を作る

テントやタープは、その防水性から設置の仕方を工夫しないと、雨水がたまってしまい、その重みで倒壊してしまったり、ポールが折れてしまったりする恐れもあります。

そこで、雨水がたまらないようにどこか一か所に傾斜を作り、雨水が流れる逃げ道を作ってあげることが必須です。

雨が降り始める前に、きちんと点検を行い、タープのグロメットにあらかじめガイロープを結んでおけば、いざ降り始めてからもスムーズに対応できるのでおすすめです。

雨足が強くなってきたら、こまめにテント・タープの様子を確認して、雨たまりがないかチェックをしてくださいね。
このひと手間が、雨の中でも安心を作ります。

2.タープの下にテントを移動する

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タープが大き目で十分なスペースがある場合は、タープの下にテントを移動してしまうのもひとつの方法です。

ただし、あくまでも応急措置であり、移動を無理に行った結果すべてが倒れてしまうということがないよう、できることならば雨が降る前にレイアウトをきちんと決めておくことが必要です。

3.雷が近づいてきたら、避難を!

キャンプで一番怖いのが、雷です。

雨で濡れても、風でテントがあおられても死んじゃうことはそうそうありませんが(強風でペグが飛んでくることもあるので、当たり所によっては・・・)、雷は別物です。

キャンプ場には高い建物はありませんので、落ちるとすれば高い木になります。

その近くに設置していたら・・・

雷の音が聞こえてきたら、テントに避難するのではなく、必ず車の中に避難しましょう。

いよいよヤバいぞ!って感じてきたなら、管理棟などに避難するなど、その場から速やかに避難をしましょう。

撤収時に注意すべきノウハウ

1.濡れたテント・タープを入れるドライバッグ等を活用しよう

雨の中でもテント撤収は非常に困難です。

またテントをいつものように「きれいにたたんでしまう」こともできません。

こういう時のため、そら一家では大き目のゴミ袋を車の中に常備しています。
サイズでいうと60リットルだったかな。

ささっとまとめて、ビニールに詰め込んでしまえば、撤収も苦になりません。

こういった雨天撤収用の商品、実はたくさんあります。

防水加工もされており、ゴミ袋と違って頑丈なので破れてしまうこともありません。
事前に用意しておけば、急な雨でも安心ですね。

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ちなみに、撤収の順番はテント→タープがよいと思います。
雨を防げる場所を最後まで残しておくことで、荷物を最後までおいておけるからです。

ただし、スクリーンタープは別物です。
撤収は大仕事なので、早めにたたんでしまったほうがいいでしょう。

 

2.濡れたままのテントを放置しない

濡れた状態でしばらく放置してしまうと、カビが生えてしまったり、悪臭が発生したりします。

また、加水分解といって、テントやタープの生地がべたつく現象が起きてしまいます。

これは、生地の防水性を高めるための「ポリウレタンコーティング」が水分と反応して起きる現象であり、ある意味では避けられないものです。

少しでも長い間使うことができるように、濡れたあとはしっかりと「乾燥」させるようにしてください。

 

3.キャンプを延長して、撤収日をずらしてみる

もしも日程的に余裕があるのであれば、晴れるまで待って撤収するのもいいでしょう。

ただし、これを読んでくれている人たちはそら一家と同じように、この選択は難しいかもしれません。

 

ひとつのいい例として、「午後は晴れるんだけどなぁ」というときにはレイトチェックアウという手もあります。

管理棟に確認して遅くチェックアウトができるか確認をしてみるのも手ですね。

まとめ

キャンプにおける雨は、自然を相手にしている以上どうしても避けることはできません。

時間的な余裕のある計画を立てること、雨とうまく付き合う方法を事前に準備することによって、雨であってもアウトドアを楽しめるようにして工夫してみましょう。

もちろん、安全面や手間のことを考えて「キャンプ中止」をする勇気を持つことも大切です。

 

今回紹介した雨対策をマスターして、楽しく安全なキャンプをしましょう。

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