初心者にとって、アウトドア紹介のブログやインスタ、そういうところからゲットする情報は見ているだけで楽しいですよね。
こんなレイアウトっていいなぁ
あんなスタイルを作ってみたい
料理はこうやって作りたいなぁ
そんな気持ちがあるけれど、実際に何を用意すべきかわからないってことありませんか?
今回は、初心者が憧れるキャンプスタイル別調理器具を紹介します!!
これを見れば、どういったものを用意すべきかわかっちゃいます。
なんでも手軽に済ませませたい人向け
とにかく短時間で準備を済ませたい!って時はよくあると思います。
そんなときにはカセットコンロを用意しましょう。
カセットコンロであれば、取り出してテーブルに置き、ガスボンベを装着するだけで調理を始めることができます。
カセットコンロのデメリットは、ガス缶を使うということ。
アウトドアでは特に低温になることが多いので、ガスがうまく出なくて火力が下がることも。
氷点下になるような場所ではほとんど使えなくなっちゃうので注意が必要です。
ただ、カセットコンロの手軽さを考えれば、アウトドアでも活躍することは間違いなし!
食卓に置いて、暖かい料理をその場で食べられるメリットはなにもなにも変えることはできません。
コンパクトにシングルバーナーで調理!
カセットコンロはせっかくのキャンプをぶち壊しかねない…なんてイメージを大切にする人も多いんじゃないでしょうか?
不便を楽しむ意味で言ったら何が正しいってあるわけではないですが、やっぱりかっこいいのはシングルバーナーではないでしょうか?
収納時もコンパクトになるので持ち運びにも便利!!
シングルバーナーの場合、ものによっては重心が高くなりやすく、ファミリーサイズの鍋などは倒れやすくなったりして危険だったりします。
そんなときには、紹介したようなボンベと分離したタイプを選ぶのがいいですね。
鍋からの輻射熱でテーブルが焦げてしまわないよう、バーナーを置く場所にも気を使ってください。
あれこれ料理をたくさん作りたい人向け
カセットコンロもシングルバーナーも五徳はひとつなので、同時にいくつも調理できないのがたまに傷。
そんなときには、ツーバーナータイプを準備しましょう。
五徳がつるつる滑って鍋が動いちゃうので、平らなところに置きましょう。
カセットコンロに使うボンベと違ったアウトドア専用のボンベ(OD缶)を使うタイプがほとんど。
キッチン周りを作るスタンドに備え付ければ、ひとつの作業スペースが完成します。
天板が広いので、調味料入れもジャグも置けちゃう便利アイテムです!!
ツーバーナーには、単体でも足がついているものもあるので、テーブルの上で使うこともできます。
キャンプ最終日の朝でも、このツーバーナーさえ出しておけば温かいものを朝食で食べることができますね。
氷点下近くでもしっかりとした料理を!
これまで紹介したバーナーはどれもガスボンベを使ったもの。
寒くなるとどうしてもガスの気化が間に合わず火力が下がったりして効率が下がります。
こんな欠点を解決するのがホワイトガソリンを使ったバーナーです。
これぞアウトドア!と言える風貌です!!
ホワイトガソリンの気化点はマイナス40度。
ということは、南極でだって安定した火力で使うことができます。
ただし、ガソリンを使ったバーナーは「ポンピング」という儀式が必要です。
このポンピング作業さえなんとかすれば、どんな天気であっても調理ができる優れものです!
ワイルドにいこうぜ!火がありゃいいんだ!!
調理に道具なんて必要ねぇ!
火がありゃなんだってできるんだ!
って冒険心たっぷりなパパさんはいませんか?
森で拾ってきた焚き木で火を起こし、それでお湯でも沸かしましょうか。
煤で汚れてもいい鍋を使って、なんでも鍋に投入!!
トライポッドを立てて、鍋や肉の塊を吊るす!!
夢のアウトドア風景じゃぁありませんか!!
トライポットの代わりに拾ってきた3本の長い木で作ってもいいけれど、焚き火で一緒に燃えちゃわないように注意が必要ですね。
炭火でじっくりゆっくり
ここまでは「火」を使った調理器具でしたが、なにも調理ができるのは火だけではありません。
炭火の力でじっくりゆっくりと調理することもできますよ。
炭を入れる場所も引き出し式で炭の補充も楽々です!
じっくりと時間をかけて調理をしたい時には、炭火に任せるのも乙なものです。
ただし、炭火の欠点は後片付けが大変だということ!
炭自体が消火に時間がかかるので、朝食時、しかも撤収日に使うのはもってのほか!
他の調理器具と合わせて使うといいですよ!
まとめ
いろいろな調理器具をまとめてみました。
アウトドアでの料理の基本は「火」を使うことかもしれません。
その「火」をどう使うかによって選ぶアイテムが異なってきます。
とにかく簡単に済ませてしまうのか。
儀式も含めて調理を楽しむのか。
ランタンなどの燃料のことも考えて総合的に選んでみるのも手かもしれません。
悩んで買ったギアは使っていくうちに愛着が出てくるものです。
楽しいキャンプにするためにもぜひ考えてみてくださいね。
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