こんにちは、そらです。
流れ星を見たことはありますか?
ほんの一瞬夜空を駆け降りる流れ星は、たまたま見ることができたときには非常に感動を覚えるものです。
街の明かりで、晴れた日に星空すら見えない都会にいても、実はあなたの真上には満天の星空が広がっているんです。
写真でしか見たことのないような星空を見ることができるならどんなにうれしいでしょうか?
今回は、ちょっと足を延ばすだけで満天の星空に包まれることのできる、そんなスポットを紹介します。
星空観察に適した環境とは?
都会のビルに囲まれた場所で夜空を見上げると、暗いはずの夜空が少し白んで見えることがあると思います。
これは、街の明かりが空にまで広がってしまっているから。
空気中に排気ガスや水蒸気といった小さな粒子が舞っているので、街の明かりが乱反射して白んで見えるんです。
では、写真や映像で見るような夜空は、どういう状況だと見えるのでしょうか?
- 街の明かりがない。少ない。
- 空気が澄んでいる
- 空気が乾燥している
この条件を満たすと、想像以上にたくさんの星を見ることができるようになります。
ただし、日本は中学校で習ったかと思いますが「温暖湿潤気候」ですので冬以外はどうしても湿度が高くなってしまいます。
よって、「街の明かりが少ない」「空気が澄んでいる」の2つの条件を満たした、ちょっと足を延ばせば届く場所を紹介していきます。
そらが住んでいるのが神奈川県湘南エリアですので、湘南を中心にして、夜空を観察した後帰宅ができる範囲を紹介します。
茅ヶ崎海岸・平塚海岸
湘南と言えば海。
海には遠くの漁船以外に光を出すものはありません。
また、茅ヶ崎海岸も平塚海岸も防砂林があるため、国道134号線から一歩入った形になり、住宅地の明かりも入ってこない絶好の穴場です。
海岸目の前は大きな相模湾。
南側に見える星座をくっきりと見ることができます。
欠点は、海のそばなので風が強いということ。
ちょっと風が強い日だと、体中、靴の中にまで砂が入ってしまいます。
茅ヶ崎里山公園
ここは、夏休み期間はナイトツアーを企画しており、昆虫採集の親子連れがわんさかいるような公園です。
24時間入れることもあり、ちょっと散歩しながら♪簡単に夜空観察ができます。
難点は、外灯がいくつかあること。
それでも街中に比べれば雲泥の差。星空をよく見ることができます。
この茅ヶ崎里山公園には広大な芝生の広場があり、星空を見上げ続けると首が痛くなっちゃうので、ごろんとしてしまうこともできます。
ただ、不審者扱いされないよう節度ある観察をしてください。
ヤビツ峠
神奈川に住んでいる人ならば一度は聞いたことのある名前かと思います。
このヤビツ峠は街の明かりの「夜景」スポットとしても有名な場所です。
秦野市と清川村、宮ケ瀬ダムを結ぶ県道70号線にある標高761mの峠です。
街灯も少なく、民家の明かりもないため、夜空観察にはバッチリなスポット。
すぐ近くにある「菩薩峠駐車場」に停めれば、広大な範囲の夜空を眺めることができます。
ただし、難点がひとつ。
有名すぎて夜中もけっこう人が訪れます・・・
せっかく夜空をみているのに車のライトに邪魔される・・・
それさえ我慢すれば、本当にきれいな星空を見ることができます。
丹沢湖
先のヤビツ峠もそうだけど、星空がよく見える場所っていうのは、近くにキャンプ場があるかどうか?がひとつの目安だと思われます。
キャンプをする=非日常を楽しむ と考えれば、人の生活感・活動感は極力排除された場所だったりするわけです。
ここ丹沢湖周辺もキャンプ場がたくさんあります。
そら一家も訪れたことのあるキャンプ場があるので、それはまた別の機会で紹介します。
丹沢湖の周回道路にある「千代の沢園地」という場所であれば駐車が可能です。
夜中であればあまり車の通りも多くないので、満天の星空を望むことができます。
三大流星群の特徴と見頃
毎年ほぼ安定して多くの流星を見ることができる流星群で、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」の3つを言います。
そのシーズンになると必ずと言っていいほどテレビで特集をしますので名前ぐらいは聞いたことがあるかと思います。
それぞれ流星群の特徴と見頃についてまとめてみます。
しぶんぎ座流星群
一年の最初を飾る流星群であり、1月に入った頃に見頃を迎えます。
流星の出現数にはムラがあり、1時間で100個近く見られるときもあれば、まったく見られないといったときもあります。
しぶんぎ座流星群の放射点(流星が流れてくる場所)は、うしかい座とりゅう座の境目あたり。
といってもどれがうしかい座とかわからないですよね。
そんな時には、GoogleSkyを使うと便利です。
スマホやタブレットをかざした方向にある星座を教えてくれるものです。
ペルセウス座流星群
一年で一番多く流星を見れるんじゃないかとそら的には思っている流星群です。
見頃はちょうど8月のお盆の頃なので、多くの人が夏休みなどで見る機会がある流星群なのではないでしょうか。
ペルセウス座流星群の放射点は、ペルセウス座のそばにあります。
夕方には地平線上に放射点があり、夜がふけるとともに放射点は天頂に向かって上がっていきます。
ペルセウス座を中心に放射状に流星が流れる姿は感動を覚えます。
ふたご座流星群
毎年ほぼ一定の流星が見られるという点では、条件さえよければペルセウス座流星群を超えるものかもしれません。
見頃は12月中旬で、冬なので空気が乾燥しており、ますますもって流星が見やすい流星群です。
ふたご座流星群の放射点は、ふたご座のすぐそばにあります。
午後9時ぐらいから好条件で見えるようになっていき、深夜2時ごろには天頂から流星が降ってくる見られます。
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