こんにちは、そらです。
日中もだんだんと過ごしやすい気候になってきて、快適にキャンプをすることができる季節になってきました。
あなたは今年あと数か月でどこにキャンプ行きますか?
キャンプをするうえで絶対に必要なもの。
それは、テントと寝具です。
このうち、寝具は毛布だったり寝袋だったりシュラフだったりいろいろなものがあります。
猛暑の間はマットだけ敷いてタオルケットだけで過ごす・・・なんて家族も多かったと思いますが、これからの季節はだんだんと夜も冷え込んできますので、専用の寝具・シュラフが必要となってきます。
ちなみに、寝袋ってどれぐらいの頻度で洗うべきか知っていますか?
もちろんこれは使い方によりますが、おおよそ30泊に1回とも言われています。
うちの家族は年に5回も行かないから、5年以上洗わなくてもいいんじゃん!
なぁんて思っている人いませんか?
年に2・3回っていう家族の場合は、春~秋の間にキャンプに行くっって計画の家族がほとんどなのではないでしょうか?
ということは・・・冬の間は汗吸ったシュラフをそのまま仕舞っておく???
人間が夜中にかく汗の量はコップ1杯分と言われています。
ほとんどが蒸散するとしても、汗の成分は寝袋に残るわけで~、あのしょっぱい成分とか…
なんて怖い想像をしてしまうと、やはり定期的に洗濯してみたくなりませんか?
特に小さなこどもがいる家族のため場合、ちょっとしたことで寝袋が汚れてしまうこともしばしば。
今回は、ファミリー向け寝袋・シュラフの洗濯方法についてまとめてみます。
あなたの寝袋は洗える素材?
一般的に使われているシュラフの中綿の素材は、ざっくりと2種類に分けられます。
軽くてコンパクトになるけどお高い「ダウン」と、庶民の味方の「化繊」です。
どっちがいいの?なんて人それぞれなのでどっちだろうが気に入ったものを買ってくださればいいのですが、洗濯をできるかどうかで判断すると購入するヒントは出てきます。
ダウン専用の洗剤も販売されており、一概に「ダウンは洗濯できない!」とは言い切れないのですが、ダウンの暖かさを維持するためには、羽毛についた油分を損なわないように洗濯しなければなりません。
さて、はたしてそんな弱腰で、こどもたちの強烈な汚れは落とすことはできるのか!?
というわけで、洗濯機でガシガシ洗いたいあなたには、「化繊」の中綿を使ったシュラフを選ぶことをおすすめします!
おすすめシュラフは別記事でまとめていますので参考にしてみてください。
化繊中綿を使ったシュラフの洗濯時の注意点
「化繊」とは、「化学繊維」の意味で綿とか麻とかの自然繊維ではなく、機能性や利便性を求めて作られた繊維です。
ナイロンとかレーヨンとかポリエステルいう名前は聞いたことがあると思います。
「効率よく吸汗するのに発散もすごい!」とか「着ているだけで暖かい」とか、生地の織り方だけでなく生地を作る繊維自体にこういった機能を持たせている化学繊維がたくさんあります。
そういった「化繊」を使って「軽く」「コンパクト」に「暖かく」なるよう作られたシュラフがダウンに比べて低価格だし扱いやすいってことで人気なんです。
では、そんな化繊を使ったシュラフを洗濯する上で、注意するべき点はどういったものがあるのでしょうか?
洗濯タグに「手洗い」表示
こんなマーク、使っているシュラフの洗濯タグについていませんか?
これ、JIS規格の洗濯表示で「手洗いしなさいよ」「あ、湯温は30度以下だからね!」。
トレーナーとかシャツでこの表示があれば、大き目のバケツで優しく洗えばいいのかなぁなんて想像つくと思いますが、今回はシュラフの話。
シュラフは小さくても人が寝れるサイズなので80cm×180cmぐらいはあります。
こんな広い場所があればなんとかなりますが、狭い日本ではシュラフが手洗いできるのはお風呂ぐらいなもんです。
ちなみに、シュラフをお風呂に入れて洗剤かけて踏み洗いしても汚れ落ちるの?なんて不安を感じている人もいるかと思いますが安心してください。
洗剤が汚れとくっついて、ちゃんと落としてくれています。
その代わり、すすぎはとにかく大変です。何度もなんどもフミフミしてすすいでくださいね。
化繊は高温に弱い
化繊は一概に言えるわけではありませんが、基本的には高温に弱いと考えてください。
熱いお湯をペットボトルに入れるとくしゃくしゃになっちゃうのと同じで、繊維自体が変成してしまう恐れがあります。
ということは、乾燥機にかけすぎるとよくないということ。
乾燥機は約80℃の温風で乾燥しますので、ドライヤーをかけすぎた髪の毛のようにボサボサになってしまう可能性があります。
なんとかなるんじゃね?そら的シュラフの洗濯方法
以上を踏まえて、そらがキャンプシュラフを洗濯する方法を伝授します。
いやせっかく踏まえたにも関わらず、洗濯機使って乾燥機を使ってしまいます。
せっかく買ったお気に入りのシュラフがダメになってしまう可能性もゼロではありませんので、この方法を実践する際には自己責任でお願いします。
とは言っても、すでに何回も行っていますので、参考にしていただければ幸いです。
そら一家が使っているシュラフはコールマンの「パフォーマー ファミリー2in1/C5」です。
コールマンのアウトレットショップで売っていたもので、何度もキャンプや車中泊でお世話になっています。
もう型落ちだから出てこないかなぁ。
ふたりでひとつに入れる、まさに家族仕様!
ケンカをしてもすぐに一人用に早変わりもできちゃうすぐれものなんです!!
洗濯機に投入する!
洗濯機は7kg以上の洗濯機を使ってください。
セットで入れると容量を超える場合もあります。特にコインランドリーではドラム式洗濯機が主流ですので、投入口に書いてある「ここまで」のラインを越えないように入れましょう。
ラインを越えてしまう、縦型で洗う場合には分割して上げるときちんと入ります。
また洗濯機に入れる際には、必ずチャックは閉め、縛るヒモは留めてしまっておきましょう。
洗濯機が回っているときに絡まり、最悪破損の危険性があります。
洗剤は、普通の液体洗剤を入れます。
粉末洗剤だと溶け残りが怖いのと、洗濯後にシュラフを使わないときは数か月使いませんのできちんと洗いたい。
おねしょ汚れを取るときは、酸素系漂白剤を入れます。
これも、水量に合わせた規定量入れちゃいます。
ただし、入れるときには水が張っているときに入れましょう。直接シュラフにかけてしまうと痛む可能性があります。
ドラム式は「水面に落として洗う」のでいいのですが、縦型の場合はシュラフの中綿に含まれる空気の力で浮いてしまうと思います。
そういう時には、一時停止をして洗剤水の中に押し込む!
これをすることでまんべんなく洗うことができます。
洗濯が終わったら乾燥!
先ほど熱に弱いと言ったにもかかわらず、私は乾燥機にかけてしまいます。
ただし、完全乾燥が目的ではなく、中に空気を入れてふんわり仕上げたいための乾燥機です。
洗濯機から取り出した時には、シュラフはくしゃくしゃになっていると思うので、乾燥機に入れる前に軽く形を整えましょう。
中綿がずれたまま乾燥させると、最悪中綿が偏ってしまって、寝ているときに違和感どころか睡眠を妨げる原因になります。
ですので、購入の段階に戻りますが、中綿を抑えるような止め縫いが全体的にされているものを選ぶとよいですよ。
乾燥機には、シュラフのほか濡れたバスタオルを入れます。
バスタオルが全体をかき回し、乾燥しすぎも防いでくれます。
乾燥時間は、質量的には1時間ぐらいやりたいところですが、30分程度でOK。
仕上がりはしっとりですww
仕上げの乾燥は自宅で
化繊は繊維自体が細かいので、乾いたと思っていても実は水分が残っていて、カビや悪臭の原因になりかねません。
ですので、仕上げ乾燥をしましょう。
晴れの日であれば、ベランダで干してしまいましょう。
洗濯表示に「陰干し」マークがあったりしても、面倒なので天日干しですw
陰干しマークがある理由は、絵柄の変色を防ぐ・乾燥しすぎでバリバリになっちゃうのを防ぐ等々ありますが、私が行う天日干しは「よしフワフワ!」と感じるレベルまでなので問題なしと考えています。
フワフワになったら、そのまま仕舞うのではなく部屋干しをしましょう。
しっかり乾いているのは表面だけで、中にはまだ水分が残っています。
水分すべてをとってしまうわけではなく、環境になじませるイメージ。
風合いを残して乾燥・収納するにはこのひと手間が大切です。
部屋干しは1日は行いましょう。
「よし!」と思ったら完成ですww
ぜひ冬になる前にキャンプへ出かけて、今年のキャンプ仕舞いを宣言したら、お気に入りのシュラフを気持ちよく来年も使えるように洗濯をしてみてくださいね。
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