こんにちは、そらです。
うだるような暑い夏だからこそ、少しでも涼しいところへ行きたい!
でも、見どころも満載、おいしいものも食べたい!そんな人におすすめのプラン。
今回は箱根・小田原編。
東京方面からのアクセスならば、東名厚木ICから小田原厚木道路を利用。
首都高からであれば湘南方面向かって西湘バイパスと、日帰りできる観光地として有名です。
もちろん、公共交通機関でのアクセスも抜群!
小田原駅には新幹線・JR線・小田急線と複数路線が乗り入れており、小田急線ではケーブルカーやロープウェイ、遊覧船の乗車もできるお得なフリーパスを販売するなど、お得さでも魅力のある一大観光地です。
小田原・箱根をめぐるならゴールデンコースが本当におすすめ?
電車で小田原・箱根に訪れるのであれば、小田急線が発売している「箱根フリーパス」がおすすめです。
購入した駅から箱根湯本駅までの小田急線、そして箱根エリアの交通機関も利用できるチケットですので、お得なだけでなく、それぞれの場所でチケットを買う手間を省ける、箱根旅行には欠かせないチケットです。
2日間・3日間の有効期限のものが販売されていますが、日帰りでもめぐり方によっては十分元が取れます。
そのコースこそが「ゴールデンコース」と呼ばれているものです。
箱根湯本駅~(箱根登山鉄道)~強羅駅~(箱根登山ケーブルカー)~早雲山駅~(箱根ロープウェイ)~桃源台~(箱根海賊船)~元箱根~(箱根登山バス)~箱根湯本駅
箱根フリーパスを使ったゴールデンコースの欠点
箱根フリーパスは、2日間・3日間の有効期限から、基本「箱根で泊まる」を想定したチケットになっています。
よって宿泊込みで観光をする方は余裕をもってコースを回ることができます。
しかし、このゴールデンコースには大きな欠点があります。
それは・・・
団体客の多くも利用する
小田急線の終着駅「箱根湯本駅」は、小田急線と箱根登山鉄道が同じホームにあるので、箱根湯本駅から箱根登山鉄道を使う「反時計周り」のゴールデンコースを利用する団体客が多く激混み状態!!
せっかくの旅行プランも、登山鉄道に立って乗らなければならないなんてことも!!
よって、日帰りで箱根を周遊する場合は、逆から回るのがおすすめです。
箱根湯本駅からオレンジ色のバスに乗って、海賊船に向かいましょう!!
(※白色の伊豆箱根バスは利用できませんのでご注意ください。)
ドライブでの箱根観光ゴールデンコース
公共交通機関でのコースを紹介しましたが、そうは言っても「車で行きたい」という人も多いはずです。
そら一家も、足の不自由なうなさんがいますので、なるべくならば車で向かいたい。
そんな場合は、こちらのそら的「箱根ドライブ ゴールデンコース」はいかがでしょうか?
行きも帰りも大混雑の国道1号線を回避したルートになります。
箱根=温泉という方には少し物足りないコースかもしれませんが、箱根の開放的な景色を楽しむにはうってつけのコースになっています。
また標高1000m越えの場所を通るコースですので「避暑地めぐり」になっています。
簡単にひとつづつ見ていきましょう。
箱根避暑スポットのドライブめぐり
そら的「箱根ドライブ ゴールデンコース」を紹介していきます。
小田原厚木道路または西湘バイパスから箱根ターンパイクに乗ります。
西湘バイパスからは分岐でそのまま箱根ターンパイクに入ることができますが、小田原厚木道路からは一度下道に降りなければなりません。
小田原西ICで降りてすぐですので迷うことはありません。
箱根ターンパイクは有料道路です。
ETCが利用できませんので小銭を用意しておきましょう。
避暑スポット:大観山
~スカイラウンジ~
営業時間 09:00~17:00(土日07:00~)
標高1000m以上の場所にあるため、暑さはしっかり和らぎます。
そして素晴らしい景色!眼下に見える芦ノ湖と、その先にある富士山とのコラボに感動を覚えます!
欠点は、「山の天気は変わりやすい」ということ。
急に雲が出てきたと思ったら、霧に覆われてしまって全然見えなくなっちゃったり・・・
飛ばされそうなぐらい強い風が吹いたりとしますが、これも大観山の魅力と考えれば面白いものです。
運がいいと、ヘリコプターの観光遊覧が行われています。
結構アグレッシブな操縦に、絶叫すること間違いなしです!!
避暑スポット:箱根芦ノ湖 成川美術館
営業時間 09:00~17:00
0460-83-6828
これぞ、箱根!と言えるような風景。
きっとどこかで見たことがあるんじゃないか?と錯覚する、そんな景色がここから見ることができます。
入場料こそ少し高めですが、一見の価値あり!!
避暑スポット:大涌谷
駅食堂(2F)
営業時間 10:30~16:30
約3000年前の箱根最後の噴火でできた噴火口。
現在も噴煙を上げており、大地の力を感じることができます。
また、噴煙に含まれる硫黄ガスの独特のにおいはまさに「大涌谷に来た」と感じさせるものです。
現在はハイキングコースや自然研究路は通行禁止になっておりますが、名物の黒卵は駅でも売店でも購入することができます。
この大涌谷の景色は、ロープウェイに乗るともっと雄大な姿を見ることができます。
駐車場の料金は一律料金ですので、もし時間があれば「早雲山」方面に乗ることをお勧めします!!
避暑スポット:箱根ガラスの森美術館
10:00~17:30
0460-86-3111
見ごたえのある庭園、まるで噴水のようなガラスのオブジェと、猛暑を忘れさせてくれる場所です。
ここもフリーパスの割引が使える施設ですが、OPEN直後ぐらいに行くとゆっくりと見て回ることができます。
芦ノ湖スカイラインを通り、箱根湯本へ
本来なら、この箱根ガラスの森美術館目の前にある国道138号線を通り、温泉で有名な宮ノ下から1号線。
緩やかなワインディングロードを下っていけば箱根湯本駅に戻ってこれるのですが、この宮ノ下以降が箱根エリアの一番渋滞するポイントです。
ひどい時には1時間以上の渋滞になることも。
そんな時には、その時間を使って遠回りしてみませんか?
箱根海賊船の桃源台港方面に向かうと芦ノ湖スカイラインの入口までもうすぐです。
湖尻料金所を通過すると、緩やかな上り坂。
そしてすぐに「三国峠」です。
この三国峠には展望台があり、天気が良い時は富士山がとてもきれいに見ることができます。
そしてこの三国峠は標高1070m。
大観山同様に天気が変わりやすいので注意が必要です。
猛暑な時期でも、霧が出ると寒いくらいです。
ここは夜景もきれいなスポットで、天気がよいと沼津・三島方面の夜景を楽しむことができます。
ただし、山道が苦手な人は無理をしないようにしてくださいね。
ちなみに!!
山の上を通る道路ですので、何度も言うように天候が急変することもしばしば。
霧が出ると、本当に前が見えなくなっちゃいます。
そうすると運転時間も長くなりますのでトイレに行きたくなっちゃうこともあるかと思います。
レストハウスや、箱根峠など主たるところまで頑張ればトイレがあるのですが、どうしても我慢できない!!
となったら、車外に出て済ませてしまおうという方も出てくるのが常です。
でも、霧で見えない中、車外に出たらとても危険です。
路肩に停めるのではなく、必ず待避所など通行帯以外の場所に停車してくださいね。
そして必ずハザードをつけ、車が停まってますよ~とアピールすることを忘れないでください。
以前、霧がひどくて前方10m先すら見えないようなとき、ゆっくり走っていたにもかかわらず、突然出てくる道路上の停車車両。
結果、よけることができましたが、最悪の場合は衝突事故が起きてもおかしくなかったです。
ほんと、気をつけましょうね。
箱根湯本まで降りてきたらぜひ行きたいところ
箱根峠まで来ましたら、この先は渋滞状況を確認しつつ「箱根ターンパイク」か「箱根新道」を利用して下山しましょう。
今回は、行きに箱根タ-ンパイクを利用しましたので箱根新道を通るルートです。
この箱根新道は、夕方になるとトラック含めて多くの車両が下山に使いますので渋滞することも多いです。
ナビやラジオの渋滞情報を確認して、ルートを決めるとよいです。
箱根湯本まで降りてきましたら、お土産を買ってませんでしたのでぜひ鈴廣に寄ってみましょう。
鈴廣は、箱根登山鉄道の風祭駅に隣接した「かまぼこ」屋さんです。
バス駐車場もあり団体客が多く訪れます。
詳しくは別ページでまとめたいと思います。
まとめ
今回紹介したのは、箱根エリアの「穴場避暑スポット」でした。
観光ガイドに載っている場所は、どこも素晴らしいところばかりですが、近年の外国人観光客の増加もあり、どこに行っても混雑しています。
今回、その混雑を逆手に、「逆ルート」でめぐる旅、そして「渋滞を回避しつつ避暑を堪能する」プランをご紹介しました。
まだまだ箱根エリアは楽しい場所がたくさんあります。
そして箱根と言えば「温泉」を忘れてはいけません。
有名旅館の温泉から地元の人に愛されている小さな銭湯まで。
いろいろな温泉があります。
次回は、こういった温泉も含めた紹介をできればと思っています。
こんなプランもあるよ~といった話をぜひ聞かせてくださいね。
コメント