山梨県北杜市、南アルプスの絶景を望む「南アルプス三景園オートキャンプ場」に行ってきました。
「南アルプスの天然水」って商品もあるぐらいきれいな清流と、南アルプスの山々の眺望が楽しめるキャンプ場です。暑い日中は川遊びもできるので、こどもたちだけでなく家族みんなで楽しむことができます!
今回、この山梨県北杜市にキャンプで訪れるのは実は2回目。前回は「フレンドパークむかわ」に泊まったのですが、北杜市の良さに触れ、また来たい!と強く思い続け、ようやく1年越しで戻ってきました。
今回、絶対に混むってわかっていたお盆期間は一生懸命(適当に?)仕事して、お盆明けに有休取得して突撃です!!
南アルプス 三景園オートキャンプ場:基本情報
《住所》山梨県北杜市武川町柳澤3600
《電話番号》0551-26-2882
《HP》http://www.sankeien-camp.com/
《予約方法》ネット・電話
《営業期間》4月~11月
《チェックイン・チェックアウト》IN 13:00~ OUT 11:00
《各種レンタル》あり
《電源サイト》一部あり
《ゴミ処理》あり
アクセス
中央道 須玉ICを降り、国道141号線を北上。高速をくぐって最初の交差点(薬師堂橋東詰)を左折。あとはひたすら、県道611号線⇒県道612号線と進めば、付近のキャンプ場名がたくさん載っている看板が出てくるので、そこを左折。
「フレンドパークむかわ」を目標に向かえば、そこからは道一本です。
とはいうものの、たいていの人は最寄りのIC降りたら、まずは買い物⇒その後キャンプ場に行くパターンなのでは?このコース上には目立ったスーパーがないので、買い出しに出なければなりません。
地元で食材を準備してきたって場合は、このルートで向かうと最短です。
近隣のお買い物情報
キャンプ場について設営をしていたら、「あぁ!!〇〇忘れた!」ってあるあるですよね。
お楽しみの食材もそうだけれども、医薬品や用意し忘れた道具類、そしてちょっとした日用品もきちんと揃えておきたいところ。
キャンプ場の近くにあるお店を事前にチェックしておきましょう!!
スーパーマーケット
初日の買い出し、途中の買い増し、一番使いやすいスーパーといえばここ。
キャンプ場からも車で10分ほどなので、アイスも溶けずにサイトまで運べます!!
このスーパーの入口近くにある常設のテントでは地場野菜や果物が格安で手に入るし、夏シーズンには名物の「天然水のかき氷」を求める人でいつも行列を作っています。
すぐ隣には「道の駅 はくしゅう」があり、駐車場の台数はそこそこありますよ。
住所:山梨県北杜市白州町白須1319−1
営業時間: 09:00~20:00
薬局(ドラッグストア)
絆創膏だったり虫よけだったりキャンプに持っていくものって、なくなっていることに気が付くのって自宅出発後だったりするから困りもの・・・(いや、俺だけか?)
頭痛薬や風邪薬のように急な体調不良が起きたときに慌てないためにも、ドラッグストアの場所は知っておくと便利です。
住所:〒408-0302 山梨県北杜市武川町牧原708−1
営業時間 09:00~21:00
ホームセンター
スーパーじゃ売ってない、でも専門店まで行かなくても何とかなる・・・そんなものって往々にしてホームセンターいけば何とかなったりするものです。
で、実際になにを買うの?って言われるとちょっと困っちゃうんだけど、そらっぴ一家ではキャンプ時のホムセン立ち寄り率がけっこう高かったりします。
絶対に買うことがないであろう「農耕具」とか、絶対に家にあっても困っちゃう「噴霧器」だったりとか、なんだろう、このホムセンの魔力って・・・
あ、灯油が売ってるよ、灯油。
住所:山梨県北杜市武川町牧原字東原2161-1
営業時間 09:00~19:30
三景園オートキャンプ場 6つのおすすめと注意点
ここからは、実際に行ってわかった・体験した、三景園オートキャンプ場をおすすめする魅力についてまとめてみます!!
おすすめ1:自然の形をほどよく残したレイアウトでプライベート感たっぷり
公式HPにもあるように、「渓谷だった」場所を「地形を崩さずに岩や樹木を基準にレイアウト」された場内は、散策してみると「ここもいなぁ」なんて思うところばかり!!
適度に配置されたサイトは、お隣さんとの距離を保てるので、プライベート感もしっかり確保されています。
おすすめ2:場内にプールがあるので小さなこどもも安心!
管理棟のあるエリアには水路があり、一部せき止められて夏場には小さなプールが出現します。林間サイトからなら、こどもたちがプールで遊んでいるのをテントから見守ることもできるので安心です。
水路の水も、近くの川から引き込んでいるようで、とっても冷たい!!
流れ込む小さな滝の部分でスイカを冷やしているファミリーもいました。
おすすめ3:そばを流れる大武川の清流でいっぱい水遊び!!
Gサイト近くにある階段を下ると、そばを流れる大武川に降りることができます。
流れも緩やかで、深くても大人の膝丈ぐらい。石を並べて簡易プールを作ることもでき、小さなこどもでもあんしんして遊ぶことができます。
川の中にはオタマジャクシやカエル、ヤマメなどの多くの生き物の観察もできるし、河原から見える美しい山並みと広い青空、時間を忘れさせてくれるスポットです。
おすすめ4:クワガタ・カブトムシ、そしてナナフシ???
キャンプ場は大武川沿いの最上流にあるため、キャンプ場のまわりには木々がたくさん!͡コナラやクヌギなど、昆虫たちが集まる木も多く存在します。
夜間のトイレや炊事場の明かりにクワガタやカブトムシが集まってくることも!
そして、我が家のテントに初めてお邪魔してきたのは、なんとナナフシ!!
長男かなさんは初めての遭遇で大興奮でした。
おすすめ5:ゆったり目の広々サイト
自然の形をそのまま生かしたサイト作りになっているので形はまちまちですが、どのサイトも100㎡以上はある広さ。
ツールームテントとヘキサタープ、車を入れてもまだまだ余裕がある広さです。この広さを最大限に生かしたレイアウトを考えるのも楽しみのひとつになりますよ。
おすすめ6:夏場も結構涼しく感じる
最近の猛暑は、避暑地と言われているところでも「暑いなぁ」って感じさせるもので、このキャンプ場でもそれは同じ。真夏の照りつく太陽の下ではやっぱり暑い・・・
でも、ここは標高700mほどのところにあり、絶妙とも言える樹木の配置で直射日光からサイトを守ってくれます。また、近くを流れる大武川の流れが風を作って気温以上に涼しさを感じることができます。
続いて、そらっぴ一家が感じた三景園オートキャンプ場で過ごす上での注意点をまとめてみようと思います。これは実際にそらっぴ一家が遭遇したことだから、このキャンプ場を考えている人にはちゃんと理解して、備えてほしいことです。
注意点1:自然のレイアウトだからこその脅威!雨天時はたいへん!?
自然の地形を利用したサイト作りをしているため、サイト間には高低差が生まれます。場所によっては、車の通り道よりも低くなっているサイトもあります。このキャンプ場は地面が砂地なので水はけも非常によいのですが、車の通り道や特にわだちの部分は踏み固められてしまします。
大雨が降ると、高い場所⇒車の通り道⇒低いサイトへと雨水が地面に吸収されるよりも早く大量に流れ込んできてしまいます。
きゅうきょ、灰用のトングでわだちを掘り、雨水の流れを変えることで事なきを得ましたが、そらっぴ一家のサイトより低い位置にあったサイトにもどんどん流れ込んでいて、テントの下をくぐってタープの下に水たまりを作り上げる悲惨な状況に・・・
ただそうは言っても、雨が止めば1・2時間程度で水は引いていました。初めてのキャンプでこんな事態になってしまったら大慌てしてしまうかもしれませんが、これも自然ならでは!ってあきらめてしまうのがいいかもしれませんね。
注意点2:ゴミの分別が結構細かい!
環境配慮のためですので仕方ありません。公式HPにも書いてありますが、できるだけゴミを出さない努力をする前提ですので、どうしても出すゴミはきちんと分別して出しましょう。
②燃えるごみ(紙類:牛乳パック、お菓子の紙箱等)
③プラスチック(トレー、ラップ、ビニール類等)
④ペットボトル類
⑤カン(飲料、食品の物に限る)
⑥ビン(飲料、食品の物に限る)
⑦鉄類(ガスカートリッジ、ガソリンのカン等)
⑧灰や燃えカス
うわっ!8種類にも分けなきゃいけないのか!!
って驚愕するんじゃなくて、実際に出すゴミの種類を少なくすればいいだけのこと。
そらっぴ一家も最初は分別の種類に驚きましたが、実際に出したのは①②③⑤⑧の5種類。ほかのキャンプ場と変わらなかったかなって印象です。
注意点3:炊事場・トイレが少ない?混みあうことも。
炊事場は全部で4か所あるのですが、1か所につき水道が4つ。サイトの数にしてはちょっと少なかったのか、朝食後や夕飯時にはひっきりなしに人が出入りしていました。
また、トイレは全部で3か所。タイミングの問題もあるのでしょうが、行ったら個室が埋まってた・・・なんてことも。
譲り合いの精神をもっていきたいですね。
まとめ
「いつか行きたい」とずっと思っていたキャンプ場「南アルプス三景園オートキャンプ場」へ実際に行くことができました。
景色も川遊びも大満足でしたが、新しく用意したテントは急な大雨で浸水の危機に・・・
大自然の良さも悪さも、結果オーライって感じることのできるキャンプ場でした。
実際に滞在した内容や新しいテントのことは、近いうちに記事にまとめていきたいと思います。
ぜひ皆さんも「南アルプス三景園オートキャンプ場」に足を運んでみてくださいね。
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