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冬キャンプで焚き火を成功させる3つのコツ!薪の種類と使い方 着火剤はどうする?

キャンプ

オールシーズンで楽しまれている焚き火ですが、やはり冬の寒い中行うのは身体も温まりますし、寒くて縮こまってしまった気持ちまでも楽しく変えてくれます。

こんにちは、焚き火マスターと家族に言われているそらです。

焚き火の魅力って、やっぱりあの「炎の揺らぎ」なんだと思います。
燃えている姿をずっと眺めているだけでも酒がうまい!

「1/fゆらぎ」っていうんでしたっけ?気持ちを落ち着かせる効果もあるそうです。

今回、そんな焚き火について、初心者だってちゃんと着火できる、そんなノウハウをご紹介します。

また、焚き火を楽しむ上でのおすすめギアについても紹介しちゃいますね。

焚き火に使う薪には2種類あるって知ってました?

焚き火に欠かせない燃料は、ご存知の通り「薪」です。

ところで、薪ってどこで手に入れていますか?

キャンプ場で拾う?

キャンプ場の管理棟やホームセンターなどで購入?

 

ほとんどの人は、1~2泊のキャンプで使う薪としてこのふたつの方法で入手しているのではないでしょうか?

 

売っている薪はどんなものでも同じと思ったら大間違い。

実は薪には大きく分けて2種類の薪があるんです。

針葉樹

関東にあるキャンプ場の管理棟やホームセンターなどで売っているのはほとんどがこの針葉樹です。

針葉樹というのは、読んでそのまま「葉っぱが針のようになっている樹」です。

スギやマツ、ヒノキなどがありますが、安く売っているのはほとんどがスギです。

スギやマツは、多くの油分を含んでおり、よく燃焼します。

しかし、成長が速いだけあって木部の密度が低く、燃焼時間は短いです。

広葉樹

インターネットやキャンプ場近くにある薪販売店などで売っているもので、値段としてはちょっとお高め。

広葉樹というのは、これも読んでそのまま「葉っぱが広くなっている樹」です。

ナラやカシ、クヌギなどがありますが、クヌギは流通量が少ないのか割高です。

非常に燃焼時間が長いのが特徴で、暖炉などに使われます。

 

現地で調達できる材料とは?

ただ購入した薪を利用するだけでなく、現地で燃やすものを調達するのも、キャンプの醍醐味じゃないかなと思うんです。

それに、購入した薪にライターの火を近づけたところで火が付くわけじゃないです。

そのために「着火」しやすい、焚き火にぴったりの材料を紹介します。

現地調達の焚き火材料:松ぼっくり

松やにを含んでいるので非常に燃えやすいので、着火剤の代わりに使うことができます。

秋以降、傘が開いたもののほうが空気を多く取り込めるのでよく燃えますよ。

現地調達の焚き火材料:スギの落ち葉

森の中などを散策しているとよく落ちています。

スギの葉も非常によく燃えるので、着火剤として使えますが、煙の量が多いのが欠点です。

あくまでも着火剤として利用して、バンバン火にくべることがないようにしましょう。

現地調達の焚き火材料:段ボール

スーパーで買い出しをした時などにゲットできますよね。
これも現地調達できる、れっきとした焚き火の材料になります。

とは言っても、しょせんは紙。

燃やすと非常に軽い灰になるため、ちょっとした風で舞ってしまいます。
周辺に迷惑をかけないためにも、着火剤として使うのは少量にしましょう。

そして、ちぎってそのまま燃やすのではなく、段ボールは強く絞って固くすることで、まるでよく燃える木のように使うことができます。

 

いずれにしても、雨などで濡れてしまうとなかなか燃えないなどのストレスが。

拾った材料も乾燥したものを使うようにしましょう。

たき火の準備をしよう!火をつける前の木の組み方

木材と、現地調達できる材料を組み合わせていきましょう。

松ぼっくりやスギの葉などは着火剤としても使えますが、やはりここは市販の着火剤のほうが安定して火をおこすことができるので便利です。

着火剤には、燃えやすくなるよう石油系燃料やアルコールが使われているので、あまり多く利用すると臭いが気になりだしてきます。
この着火剤も1片しか使いません。

ちょっと不安だなとか、過去に使ってもちゃんと火が付かなかった・・・という場合は、こんな商品もあります。

商品説明にもある通り、雨が降っていても火をつけられる優れもの。
少し石油臭いのが難点ですが、よっぽどのことがなければ「火がつかない!」ってことはなくなるんじゃないかな。

 

材料は下から燃えやすい⇒燃えにくいという順になるように組んでいきます。

あんまりうまく書けませんでしたが、理想はこの図のように三角錐を作ることです。
空気の通り道を作ってあげるので、みっちりぎちぎちに木材を組み合わせるのではなく、ゆったりと作ってあげるのがキモです。

「井」の字のように細かい木を組み込んでいくのもありですが、その場合は上に行くほど間隔を小さくしてあげてください。

そうすることで、火があたらない場所を作らないようにできます。

 

火が焚き木に燃え移るまでは、形を崩さないようにしましょう。

もうちょっとこっちにも火を移したい!だなんて、火種を動かしちゃうと、中の温度が下がってしまい逆効果になってしまいます。

焚き木に火が燃え移ったらすること

焚き木がある程度燃えてくるとできるのが熾火(おきび)です。

いわば、薪が炭火のようになった状態です。

この状態が出来上がると、焚き火はほぼ完成です。

自由に薪をくべて火力調整をしてください。

調理に使う場合は、火が立ち上がっている状態より、熾火の状態のほうがよいようです。

 

焚き火の後片付け

遠足じゃぁないですが、完全消火完了するまでが焚き火です。

十分楽しんだ後は、後片付けをすっかりしてしまいましょう。

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完全消火までには時間がかかる

特に広葉樹の熾火の場合は、少なくとも1時間はかかります。

水をかけて消火するのもいいですが、最近では焚き火台を使って焚き火をする方が多いはずですので、急激な温度変化で壊れてしまう可能性があるのでお勧めしません。

火消し壺を利用する

火消し壺は、まだ燃えている木や炭への酸素供給を遮断して消火してくれるだけでなく、その燃え残りをまた再利用できる優れものです。

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