こんにちは、家族でお出かけの時はいつだって運転手のそらっぴです。
助手席に乗るのは仮眠の時だけ♪
千葉県内の建設も進み、完全開通の日も近くなってきている「圏央道」。
正式には、「首都圏中央連絡自動車道」と言います。
首都高の渋滞を解消すべく建設が計画され、東名高速や中央道、関越道、東北道が首都高に入ることなく自由に行き来できるようになった結果、今ではそらっぴ一家にとって欠かせない道路になっています。
しかし、大型連休だけでなく通常の土日も、この圏央道の各ジャンクションで渋滞が発生しています。
そらっぴ一家は神奈川県の湘南地区に住んでいるため、圏央道の渋滞と言えば、厚木JCTと八王子JCTが該当する渋滞になります。
キャンプや買い物でよく使う圏央道であるにもかかわらず、いまだに渋滞にはまってしまうそらっぴですが、ジャンクションで渋滞の起きるメカニズムと効果的な回避方法を教えちゃいます。
渋滞が起こる理由
車を運転する人であれば誰もが渋滞を嫌がります。
嫌がらない人がいるなら見てみたい・・・
せっかく車を運転しているのだから、スムーズに目的地へ行きたいものです。
Google先生で目的地までのルートを検索したら「1時間」と書いてあったのに、出発してみたらいろいろなところで渋滞に巻き込まれる。
結果、1時間のはずが2時間以上かかっちゃった・・・なんてことよくあると思います。
では、どうして渋滞が発生するんでしょうか?
実は渋滞の原因は「車間距離とブレーキランプ」が大きく関係します。
えっ?どういうこと?
渋滞の原因は車両の多さと思われがちですが、こんな経験ありませんか?
渋滞にはまってノロノロと進んで、「この先で事故でもあったかぁ?」なんて考えていたら、いつまでたっても事故の現場が出てこない。
と思っていたら、いきなり前がひらけて渋滞解消。
これは、登り坂などでドライバーも気がつかないままスピードが落ちてしまい、そのうしろの車両もぶつかっちゃいかんと無意識の上でブレーキを踏んで減速。するとそのうしろの車両もブレーキを踏んで減速・・・。
この連鎖の末、最終的には停車状態にまで車間距離が詰まってしまう。
この「減速の連鎖」こそが渋滞の起きるトリガーなんです。
NEXCO東日本のHPにいい動画がありました。
同じことが高速道路の交差点であるジャンクションでも発生します。
ただでなくても連休などで車の絶対量が多いところに、加速車線といいながらも詰まっているところに合流をするため減速せざるをえない車両がたくさんいるのだから、渋滞が起きるのは自然なことです。
ジャンクションが渋滞していない時間帯って?
高速道路の交差点であるジャンクション、どうしても混雑し渋滞してしまうことはわかりました。
では、車両の絶対量が少なく、スムーズに合流ができる時間帯であれば、減速もそれほど必要なく通過できそうです。
この時間帯はどのぐらいの時間帯なんでしょうか?
渋滞予測時間 06:00~13:00
予測渋滞規模 5~10km
予測通過時間 12~24分
渋滞予測時間 05:00~16:00
予測渋滞規模 10~45km
予測通過時間 15分~1時間
※あくまでもそらの経験則からの数値です。
NEXCO中日本のHP上に渋滞予測があるので、実際に利用するときにしっかり事前に確認してくださいね。
この予測を見る限り、夜中や早朝に出発しなければならないですね・・・
ひとりならともかく、こどもたちがいるとそうも行かない。
まぁ、数値だけを見るならば、圏央道に乗るには東名高速を利用したほうがよいかもしれませんね。
が、東名高速ルートだと必然的に八王子JCTを通過しなければならず、八王子JCTの渋滞にもつかまってしまう可能性があります。
渋滞にはまってしまう前に回避ルートを考えよう
ここで逆転の発想です。
ジャンクションの渋滞は、分岐の手前から始まって、別の高速から合流してくる部分の先まで続きます。
八王子JCTで考えれば、ジャンクション手前のICから渋滞が始まり、ジャンクションの次のICぐらいまで続きます。
ですので、ここはいさぎよく一般道を使ってしまうことも検討材料に入れましょう。
圏央道利用中の場合
圏央道外回り(東名海老名JCTから北進の方向)を走行中であれば、
八王子JCTからひとつ手前のICは「高尾IC」です。
高尾ICから国道20号線、高尾駅付近からは都道60号線方面に向かえば八王子JCTのひとつ先「八王子西IC」です。
所要時間 15~30分程度
中央道利用中の場合
中央道下り(練馬から西進の方向)を走行中であれば、
八王子JCTのひとつ手前の八王子料金所を通過せずに「八王子IC」で中央道を降ります。
八王子ICから国道16号線または都道169号線を進めば八王子JCTのふたつ先の「あきる野IC」です。
所要時間 20~40分程度
ラジオなどを活用し、現在の渋滞情報を手に入れて、「このまま高速で行くべきか」「一般道に降りて進むべきか」をジャッジする目安にしてください。
間違っても運転中にスマートフォンなどで渋滞情報を調べるような危険なことはしてはいけません!
こういった行為が事故を招き、渋滞を発生させるということをよく覚えておいてくださいね。
また、渋滞に乗って動くのを待つとしても、どれほど時間がかかるか未知数です。
特にこども連れの場合はトイレの心配があると思いますので、不安に思ったら一般道に降りる選択をするのがよいと思いますよ。
渋滞する高速を降り、一般道を走るメリット
渋滞する高速を降りて一般道を走る。
降りてみたら、そこも渋滞していた・・・
そんなこともあり得るので、「一般道を走ったほうが早いですよ~」なんてことはまずありえません。
いいとこ、予定時間通りってところです。
では、渋滞する高速道路を降りて一般道を走るメリットってなんなんでしょうか?
トイレの心配が少なくて済む
前のほうでも書きましたが、これは一番大きいと思います。
一般道で走れば、多少渋滞していても沿道にはお店があるだろうし、脇道にそれることだってできます。
最近のカーナビゲーションは、「近隣のトイレのある施設」を探すこともできます。
渋滞していて退屈だからって、こどもたちにお菓子あげたりジュース飲ませたり・・・そうすると「なんでこんな時に!」ってタイミングで
トイレ行きたい
なんて言い出されちゃうこともあると思います。
そんなときに「渋滞する高速道路上」と「渋滞する一般道」では対処の仕方が大きく変わってきますよね。
目的地を再検索することが可能
これは、日帰り旅行のときだけでなく、泊りでどこかに行っている時も使えます。
目的地に行くまでに大渋滞があったとして、高速道路上のままだと回避することができません。
でも、これが一般道ならば、本来の目的地に向かう一般道が高速を降りてもやっぱり大渋滞・・・
であっても、「じゃあ他にはどこかあるかな~」なんて探すことだってできるわけです。
まとめ
お盆の大渋滞緩和のためにETCの休日割引適用日をずらす、といった国の施策もありますが、混むときは混むし、渋滞は起きるときは起きるものです。
せっかく予定していた計画も渋滞のせいで台無し・・・
なんて考えずに、「渋滞しているから代わりにここ行ってみようか?」なんて建設的な考え方をして、結果として楽しい旅行にしたいものですよね。
ちょっとした遠出のときにも使える小技として、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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