福島県の会津と中通りの中継地点、天栄村にある羽鳥湖、その湖畔にある「羽鳥湖畔オートキャンプ場」に行って来ました。
スキー場でも有名な天栄村は標高も高いため、真夏でも涼しくとても過ごしやすいとの前評判。
実際にどんな場所だったのか、そらっぴが感じた5つのおすすめポイントと注意点についてまとめてみます。
標高700m超!「羽鳥湖畔オートキャンプ場」へ行ってきました!!
さかのぼること5月のGWあけ、7月の3連休にキャンプへ行こうと予約をしたのが、ここ「羽鳥湖畔オートキャンプ場」です。
さすが3連休、ほとんどのキャンプ場の予約がどんどん埋まっていく中、ここ羽鳥湖畔オートキャンプ場だけは予約の埋まり具合が非常に緩やか。
もともと「一度は行ってみたい」と思っていたところだったので、迷わず予約を入れました。
羽鳥湖畔オートキャンプ場:基本情報
《住所》福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥芝草2−4
《電話》0248-85-2033
《予約方法》ネット・電話
《チェックイン・チェックアウト》IN 13:00~ OUT 11:00
《営業期間》4月~11月
《各種レンタル》あり
《電源》一部あり
テントサイトは、フリーと区画あり。コテージもあります。
テントサイトはペット同伴OKですので、どうしてもペットが苦手という人は管理人さんに事前に相談してみるとサイトを離してもらえるかもしれません。
羽鳥湖畔オートキャンプ場のおすすめポイント
おすすめ1:標高が高い
羽鳥湖周辺の羽鳥湖高原は標高が700~1000mに位置しており、「東北の軽井沢」とも言われているそうです。
軽井沢と言えば、避暑地として有名になりすぎた感が強く、人が多すぎて暑く感じてしまうほど。
反面、羽鳥湖高原は観光客も少ないので、ごみごみすることなく避暑を過ごすことができます。
おすすめ2:マイナーなキャンプ場?
福島県にある有名なキャンプ場といえば、
いわき市遠野オートキャンプ場
エンゼルフォレスト那須白河
フォレストパークあだたら
などが、キャンプ雑誌などにも多く取り上げられていて名前を聞いたことあるんじゃないでしょうか?
羽鳥湖畔オートキャンプ場がある「福島県」。
Googleで『福島県 キャンプ場 ファミリー』で検索すると、たくさんのまとめサイトが出てきます。
そんなまとめサイトを見てみるとわかるのですが、ほとんどに出てくるキャンプ場が「エンゼルフォレスト那須白河」と「フォレストパークあだたら」だったりします。
そりゃ、きれいな施設にたくさんのアクティビティ、こどもの写真と一緒に紹介されてたら、そちらになびいてしまうのもわからなくもない・・・
そんな強豪ぞろいの福島県の中で、ひっそりと高評価を維持し続けているのが、「羽鳥湖畔オートキャンプ場」なんです。
他県の人からしたら、「天栄村」だったり「羽鳥湖」といったキーワードをわざわざ入れて検索することなんてないですよね?
だって知らないもん・・・
そんなキャンプ場なのに、訪れた人からは高評価をつけられ続けているキャンプ場なんです・・・
予約合戦時期にも空きサイトがちらほらあるマイナーさ・・・
本当は教えたくないキャンプ場のひとつだったりします。
おすすめ3:サイトからの湖畔の眺めが最高!!
「羽鳥湖畔オートキャンプ場」
その名の通り、羽鳥湖っていう湖の湖畔にあるキャンプ場です。
この羽鳥湖、農業用水のために作られた人工の湖で、湖に入って遊ぶことはできません。
「なんだ、こどもと水遊びできないじゃん・・・」
そう思った人も多いはず。実際そらっぴも湖に入れないことを知った時はそう思いました。
でもね・・・
管理された木々の向こう側に見える湖面。
木々の暗さの向こう側のキラキラ感とでも言いましょうか、とにかく感動を覚える眺めなんです。(いい表現が見つからないw)
おすすめ4:各所の水場でお湯が使えます
キャンプ場内には、水場が3か所にあります。
それぞれにトイレと洗い場があるのですが、この洗い場には湯沸かし器が設置されていてお湯が出るんです!
油まみれになった食器などもすっきり洗うことができちゃいます。
しかも、各洗い場にはスポンジと洗剤も常備されている優しさ。
意外と忘れがちなアイテムだったりするので助かっちゃいます!!
ただし、洗い場にはゴミ箱がないので、洗い物をして出たゴミを回収するビニール袋は用意しておいたほうがいいですね。
おすすめ5:管理人さんがいい!管理棟もすごい!
そらっぴ的には、これが一番のおすすめポイントかも。
管理棟のスタッフのみなさんも非常にフレンドリー!こどもたちと管理棟に行くといつでも元気な挨拶が飛び込んできます。
ちょっとしたことでも親身になってくれたり。機械的じゃなくて心があるっていうか。うまく伝えられないけど、「ここは安心」ってのが無意識に感じられるような、そんな人柄の人ばかりでした。
そして、売店の商品も品ぞろえよくって非常に安心なんです。
燃料系はカセットボンぺ(CB缶)、OD缶、ホワイトガソリン缶ときちんと網羅しているし(さすがに灯油はなかったか)、薪も炭も着火剤もあるので初心者にはうれしい!
ちなみに薪は1束300円っていう嬉しい価格設定!
レンタル品もキャンプ用品一式をそろえることができます。
「一式持っているから大丈夫」ってキャンパーさんでも、キャンプ場にきて壊れちゃう・そもそも忘れてきちゃったってことだってあります。そんな時レンタル品って重宝されるんです。
そして、この管理棟の裏には、レンタルの自転車がたくさんあるんです。
羽鳥湖の湖畔にはサイクリングロードが整備されていて、湖見ながら木々の中をサイクリングできちゃいます!ちょっと頑張れば、近くの道の駅まで行けちゃいますよ。
羽鳥湖畔オートキャンプ場の注意点
いいとこばかりでなく、ちゃんと注意すべきところもちゃんと知っておくことで、訪れたときに備えることができますよね。
そらっぴが感じた羽鳥湖畔オートキャンプ場の注意点をまとめてみました。
サイトの芝が傷んでしまって、砂地が出ている
公式HPでは芝サイトとして紹介されていますが、実際にはテント設営後の動線になりやすい場所は芝が傷んでしまって砂地が出てしまっているところが多かったように感じました。
そりゃ芝だって生き物ですから、しょうがない。って多めに見てほしいところではあるんだけど、砂地のサイトの欠点って実はもっと根が深い・・・
サンダルで歩くと、中に砂が入ってきます。ブーツ履いていたい。
雨が降るとぐちょぐちょになります。もう面倒だからサンダルでいいや。
撤収のときに雨が降っていると、体中が濡れた砂でぐちょぐちょになります。
そんな濡れたテントを家で乾燥させるために広げると、家じゅう砂だらけになります。
そらっぴ的には、泥よりましかな、と。
雨だっていい経験って思えば楽しいもんですからね。
クマが出たんだって
注意点っていうより、これはもうさ
大自然、万歳!!
雨の日にサイクリングロードを散策すると、地面に出てきちゃったモグラにたくさん会えるのも大自然だからこそ!!
周りに観光地やスーパーがほとんどない
そりゃね、しょうがないじゃない。山の中なんだもの。
ゆっくりするってのもアウトドアの醍醐味だしさ。道の駅まで行って、特産の「ヤーコンソフトクリーム」はぜひ食べて・・・
ここ羽鳥湖畔は、別荘地としても有名で、エンゼルフォレストのほうに行くとたくさんの別荘が出てきます。
ようは、ゆったりする場所なんよ、ここは!!
たくさん食材を買いに街まで繰り出せばいいじゃない。イオンがあるよ、イオンが。
まとめ
7月に訪れた「羽鳥湖畔オートキャンプ場」を、そらっぴ視点で『おすすめポイント』と『注意点』をまとめてみました。
ひっそりたたずむ羽鳥湖、観光客が少ないからこそ味わえる「ゆったりとした時間の流れ」。そらっぴはどっぷりはまってしまいましたw
ママさんも「ここはすごくいい!!」って言ってたので、きっとリピート確定じゃないかな?
これを見てくれている初心者キャンパーさんたちにとって、次のキャンプ候補地のひとつになってくれたらとっても嬉しいです。
実際にそらっぴ一家が訪れたときのレビュー記事も鋭意作成中です。
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