どこかに旅行に行こう!
犬を連れて旅行を考えると、ペットOKな宿泊地を探したりといろいろと大変ですよね。やっとのことで計画がたって、いざ出発!!となっても、こどもと一緒で移動中は犬も疲れてしまいます。ひどい場合は車酔いして吐いてしまうことも・・・
そうなる前に、ちょっとひと休みしてリフレッシュしちゃいましょう!
今回は、そらっぴがよく使う「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」にある、人も犬も一緒に楽しめる休憩スポットをピックアップします。
圏央道ってどんな高速道路?
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、都心から半径40~60kmぐらいのところを輪を描いて結ぶ高速道路です。
東名高速・中央道・関越道・東北道・常磐道・東関東道・千葉東金道・館山道と、首都圏から放射状に広がる高速道路に接続しているので、旅行に行くときには非常に便利な高速道路なんです。
この圏央道には、厚木PA・狭山PA・菖蒲PA・坂東PA・江戸崎PA・神崎PA・高滝湖PAの7か所の休憩スポットがあります。SAは圏央道上には残念ながらなく、ジャンクションを利用し接続する高速道路に乗り換えることで利用できます。
圏央道のSA・PAのグルメ・名産はこちらでもまとめています。
圏央道のルート構造上、すべてのPAを通るような旅行プランはなかなか立てることはないかと思います。
そうは言っても、関東地方に住んでいるとなにかと利用することの多い圏央道ですから、休憩できるスポットは知っておいても損じゃないですよね!?
ここからは、人だけでなく、家族の一員である犬の休憩も考えて、ドッグランを中心にペット向け施設の有無をチェックしてみたいと思います。
厚木PA(神奈川県)
住所:神奈川県厚木市関口地先
駐車台数:大型51台、小型58台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:1基あり
住所:神奈川県厚木市関口地先
駐車台数:大型54台、小型69台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:1基あり
残念ながら、内回り・外回りいずれにも「ドッグラン」は設置されていません。
ただし、デッキや歩行エリアが整備されているので、犬を連れて歩いている家族はよく見かけます。犬専用の水道はないので、水やり用の容器があったほうがいいかもしれません。
各種店舗内にはペットを連れて入ることができません(盲導犬はOK)。
車の中でずっとおとなしくしていたからこそ、元気に走り回らせたいところですが、軽いお散歩程度しかできそうにありません。
犬専用トイレ:なし
ドッグラン:なし
狭山PA(埼玉県)
住所:埼玉県狭山市笹井2363-2
駐車台数:大型50台、小型116台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:1基あり
住所:埼玉県狭山市笹井2482-3
駐車台数:大型44台、小型111台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:1基あり
狭山PAにも残念ながら「ドッグラン」は併設されていません。
しかし、厚木PAと違い敷地が広いので、歩行エリアを犬連れで歩いている家族はよく見かけます。犬専用の水道はないので、水やり用の容器があったほうがいいかもしれません。
各種店舗内にはペットを連れて入ることができません(盲導犬はOK)。
ベンチも多く設置されているので、特産の「抹茶アイス」を食べながらゆったりとするのもいいかもしれませんね。
犬専用トイレ:なし
ドッグラン:なし
菖蒲PA(埼玉県)
住所:埼玉県久喜市菖蒲町下栢間859-3
駐車台数:大型51台、小型88台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:2基あり
住所:埼玉県久喜市菖蒲町下栢間859-3
駐車台数:大型52台、小型86台
障がい者スペース:小型2台
誰でもトイレ:2基あり
菖蒲PAにも残念ながら「ドッグラン」はありませんでした。
ここ菖蒲PAは内回り・外回り両方から利用できる集約型の施設なので敷地は広いです。それこそ、下り線に停めていても上り線側まで散歩に行くことができます。
圏央道で唯一ガソリンスタンドが設置されているので、長距離ドライブでの給油がてらに休憩っていうこともできますね。(構造上、ガソリンスタンドに先に寄ってしまうとPAに停めることができません。逆走になってしまうので注意しましょう。)
施設フードコートの食事も外にあるテラス席が利用できるので、食事休憩にぴったり。建物内にはワンコは入れないので、一緒に食事をするならピッタリかもしれません。そらっぴ一家も圏央道の中で一番利用するPAになっています。
犬専用トイレ:なし
ドッグラン:なし
坂東PA(茨城県)
2020年4月現在、まだ開業していないPAになります。坂東IC付近に設置予定です。
東北道と常磐道の間、約70km区間にひとつも休憩施設がないことから設置が計画されました。この区間は暫定2車線になっており、2024年をめどに順次4車線化も計画しているそうです。
ますます便利になる圏央道、これまで見てきたPAには「ドッグラン」がありませんでしたが、これからできる「坂東PA」には期待ができるかもしれません。
国土交通省 関東地方整備局が出している整備方針を確認してみると、内回り・外回りのPAは分離型になっているようです。このうち、内回りには「地域利便施設」や「桜の里山」が併設されていることから、ここに「ドッグラン」ができるんじゃないかと思っています。
桜の里山をめぐっては、「道の駅」の計画を巡って市長選で紆余曲折した背景がありますが、自然を守り自然と共生するというコンセプトを考えれば、ここに自然を利用した施設ができるのも頷けます。
今後の建設計画の進捗には興味が出てきますね。
犬専用トイレ:?
ドッグラン:?
江戸崎PA(茨城県)
住所:茨城県稲敷市月出里字新畑
駐車台数:大型18台、小型24台
障がい者スペース:小型1台
誰でもトイレ:1基あり
住所:茨城県稲敷市蒲ケ山字水砂
駐車台数:大型18台、小型24台
障がい者スペース:小型1台
誰でもトイレ:1基あり
レストランなどの営業施設はなく、トイレと自動販売機のみのPAになります。
写真の通り、歩行者エリアが広くベンチもあるので、ワンコの小休止程度であればピッタリ。営業施設がないので利用者も少なく、他の利用者をあまり気にすることなく休むことができそうです。
犬専用トイレ:なし
ドッグラン:なし
高滝湖PA(千葉県)
住所:千葉県市原市大和田不入高滝養老入会字一丁坊5-3他
駐車台数:大型6台、小型23台
障がい者スペース:小型1台
誰でもトイレ:1基あり
住所:千葉県市原市大和田不入高滝養老入会字一丁坊5-3他
駐車台数:大型6台、小型23台
障がい者スペース:小型1台
誰でもトイレ:1基あり
成田区間がまだ未開通なので、館山道と銚子方面をつなぐ連絡道として開通しているこの区間で唯一の休憩スポットになります。
そのため、利用者は非常に少ないです。
営業施設どころか自動販売機も設置されていないので、完全にトイレ休憩ですね。
内回り・外回りが隣接しており、すぐ近くに展望台があります。お散歩でここを登るのも気分転換になっていいかもしれません。人が少ないのでのびのびと遊ばせることができそうです。
圏央道全線開通したときにどう進化するのか、いまから少し楽しみなPAですね。
犬専用トイレ:なし
ドッグラン:なし
まとめ
今回は、首都圏から地方に遊びに行く際のバイパスになっている「圏央道」にあるペット休憩スポットをまとめてみました。
比較的新しい道路ですが、あくまでも「バイパス」であり「連絡道」なので専用のドッグランはどこにもありませんでした。
しかし、これから新しく整備される予定の「坂東PA」には自然を生かした施設ができそうですので、少し期待がもてそうです。
今後の展開が楽しみです。
家族の一員であるペットの休憩場所を事前に調べておいて、楽しいドライブにしていきたいですね。
圏央道のSA・PAのグルメ・名産はこちらでもまとめています。
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